EBV感染による伝染性単核球症に脾梗塞を合併した1症例

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タイトル別名
  • Splenic Infarction in Infectious Mononucleosis Caused by Epstein-Barr Virus
  • 今月の症例 EBV感染による伝染性単核球症に脾梗塞を合併した1症例
  • コンゲツ ノ ショウレイ EBV カンセン ニ ヨル デンセンセイ タンカクキュウショウ ニ ヒコウソク オ ガッペイ シタ 1 ショウレイ

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抄録

<p>33歳,男性.1週間持続する発熱と咽頭痛を主訴に地域の病院を受診した.細菌性咽頭炎の診断で抗生物質を投与されたが改善せず,単純CT検査で肝脾腫,脾臓の出血性梗塞を認め,当院に転院した.Epstein-Barr virus (EBV)関連抗体であるvirus capsid antigen(VCA)-IgMが陽性,EBV DNA定量が4.7×103 copies/106 cellsと上昇していることから,伝染性単核球症に合併した脾梗塞と診断した.伝染性単核球症の発症中に,ループスアンチコアグラントが一過性に陽性となり,脾梗塞発症への関与が疑われた.</p>

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参考文献 (8)*注記

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