時間制限駐車区間内の運用方法が路上駐車実態に与える影響分析

  • 関 陽一
    日本大学大学院理工学研究科交通システム工学専攻
  • 小早川 悟
    日本大学理工学部交通システム工学科

書誌事項

タイトル別名
  • An Impact Analysis of Operation Method at Parking Meter Section On-street Parking Condition

説明

わが国では,路外駐車施設の整備が不足している場合における道路空間の暫定利用として時間制限駐車区間が存在する.この時間制限駐車区間では,路上に敷かれた駐車枠内に駐車し,パーキング・メーターやパーキング・チケットにより駐車手数料を支払うことで,合法的に路上駐車を認めている.これまでの駐車手数料は上限時間が</tt> 60 <tt>分で </tt>300 <tt>円が主流であったが,近年の路上における短時間の駐車需要に合わせて 20 分 100 円の新たな運用も東京都を中心とした一部地域で始まっている.<br>本研究では,駐車上限時間や手数料が異なる運用のパーキング・メーターが混在する時間制限駐車区間における路上駐車実態を分析することで,運用方法の違いが路上駐車行動に与える影響を分析した.

収録刊行物

  • 交通工学論文集

    交通工学論文集 5 (2), A_193-A_198, 2019-02-01

    一般社団法人 交通工学研究会

詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390564238075664128
  • NII論文ID
    130007592258
  • DOI
    10.14954/jste.5.2_a_193
  • ISSN
    21872929
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
    • CiNii Articles
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

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