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- 渡邊 充佳
- 大阪市立大学都市文化研究センター
書誌事項
- タイトル別名
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- Structure of Emotional Conflict in the Subjective Experience for Mothers of Autistic Children Regarding Their Children’s Schooling
- ジヘイショウジ ノ シュウガク オ メグル ハハオヤ ノ カットウ ノ コウゾウ
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抄録
<p>本研究は,自閉症児の就学をめぐる母親の意思決定過程における葛藤の構造を明らかにすることを目的としている.本研究の結果は,自閉症児の母親5名のインタビューデータに基づくものである.自閉症児の母親は分離・別学の教育体制に直面するなかで葛藤を抱えることになるが,その葛藤のありようは自閉症の障害特性に特徴づけられたものである.自閉症児が普通学校で生活を送るうえでのリスクは,教員や周囲の健常児の意識や態度,学級集団における秩序の寛容度といった不確定性の強いファクターに左右されるものであるがゆえに,母親は普通学校での生活への適応可能性について明確な見通しを立てることが不可能ななかでわが子の学校選択に関する意思決定をせざるをえない.この点をふまえ,自閉症児の就学形態決定においては,母親にのみ意思決定の責任を負わせるのではなく,関係者間のリスクコミュニケーションにより合意形成を図ることの重要性を提起した.</p>
収録刊行物
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- 社会福祉学
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社会福祉学 57 (2), 57-67, 2016-08-31
一般社団法人 日本社会福祉学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390564238075865984
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- NII論文ID
- 130007594327
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- NII書誌ID
- AN00314800
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- ISSN
- 24242608
- 09110232
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- NDL書誌ID
- 027632720
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- NDL
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可