書誌事項
- タイトル別名
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- A PROPOSAL FOR COUNTERMEASURES TO IMPROVE DISASTER RESILIENCE IN INFRASTRUCTURE MAINTENANCE PLAN
説明
インフラ長寿命化修繕計画を運用する際,異常事象が発生しても被害を最小限にし,かつ速やかに平常時レベルまで回復する対応策を検討しておくことが望ましい.しかし,策定されている修繕計画にレジリエンスの観点はほとんど盛り込まれていないのが現状である.本研究では災害レジリエンス(縮災)の考え方に基づいて,被害(D)を少なくできる対策および回復時間(T)を短くできる対策を検討する.本研究では,まず,4つのレジリエンス特性(頑健性,冗長性,資源,即応性)をもとに,事前対応,発災直後,発災以降での留意点を説明する.そして,レジリエンス能力を向上させるための具体策をレジリエンス特性ごとに提案する.レジリエンス対策により平常時に比べてどの程度ダメージを抑制できるか,および回復時間の短縮の程度を評価し,特定の地方自治体を対象にレジリエンス能力の改善効果を評価する.
収録刊行物
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- 土木学会論文集F6(安全問題)
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土木学会論文集F6(安全問題) 74 (2), I_63-I_76, 2018
公益社団法人 土木学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390564238076271744
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- NII論文ID
- 130007601636
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- ISSN
- 21856621
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- Crossref
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可