バブリング水素水製造装置の安全性及び実用性を再考する

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  • Rethinking the Safety and Practicality of Bubbling Hydrogen Water Generating Apparatus
  • バブリング スイソスイ セイゾウ ソウチ ノ アンゼンセイ オヨビ ジツヨウセイ オ サイコウ スル

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抄録

研究教育機関の細胞生物学実験室における水素医学に関する基礎研究や臨床研究において、水素ガスをいかに安全かつ有効に取り扱うかは水素医学の持続的な発展にとって、重要な課題であり、かつ「ボトルネック」でもある。本研究は、特製のバブリング水素水製造装置に対して、使用上の安全性を全面的に高めようという観点から、手順上の変更点と改良点を見出し、現行の製造方法に比べ、より一層安全性を高めたプロトコルを作成し、その実用性を検証した。なお、水素ガスから水溶性にする製造プロセスについて、関連分野の研究者であれば、誰でも安全に取り扱えるように、教育用ポスターや動画資料を作成した。さらに、製造した水素水の温度、pH、酸化還元電位、水素溶存濃度を測定し、保存期間や抗酸化作用などの検討を加えた。このテクニカルレポートでは、バブリング水素水製造装置を対象として、細胞生物学実験室における水素ガスから水素水及び水素分子含有培地を製造するための安全性を確保したうえ、より合理的な製造方法を提案する。

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