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- 大羽 宏一
- 大分大学 尚絅大学 東北工業大学
Bibliographic Information
- Other Title
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- ジドウ ウンテン オ メグル サンギョウカイ ノ ドウコウ ト コンゴ ノ シャカイ ノ アリカタ
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Description
<p> 人工知能(AI)の驚異的進展に伴って,自動車の自動運転は単なる運転支援システムに留まらず,AIが人間に代わり運転する時代を迎えようとしている。同時に,自動車産業界はパリ協定の採択に影響を受け,CO2の発生削減のため化石燃料以外の動力への移行を求められているといえる。このため自動車が発明されてから130年以上を経ている現在は,自動車産業の大きなパラダイムシフトの時期ということができるだろう。</p><p> 本稿では,自動車産業の発展段階を振り返りながら,現在の置かれている状況を確認し,運転者のいない完全な自動運転車が市街地を走行することが実現した場合,人間が運転をすることを前提としている現行の道路交通法などの法体系はどのように改められるべきか,また自動車損害賠償保障法による被害者救済策はどのように再構築すべきであるか,を考察することとしたい。</p>
Journal
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- Study of Non-Life Insurance
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Study of Non-Life Insurance 79 (1), 105-134, 2017-05-25
The General Insurance Institute of Japan
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Details 詳細情報について
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- CRID
- 1390564238083987584
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- NII Article ID
- 130007630408
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- NII Book ID
- AN00390514
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- ISSN
- 2434060X
- 02876337
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- NDL BIB ID
- 028188279
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- Text Lang
- ja
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- Data Source
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- JaLC
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- CiNii Articles
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- Abstract License Flag
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