書誌事項
- タイトル別名
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- Management of pharyngocutaneous fistula with polyvinyl acetate sponge and suction catheter
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説明
術後咽頭瘻は,喉頭全摘術後や皮弁を用いた咽頭再建術後などに経験する。決して多くはないが,頭頸部手術を数多く経験すれば,避けては通れない合併症であり,その管理に難渋することが多いと思われる。また,良好な咽頭皮膚瘻を造設することは,その次の咽頭皮膚瘻閉鎖術の成否にも関わる需要な事項である。われわれは,術後咽頭瘻に対して,医療用スポンジ(メロセル®)と吸引チューブを用いて,間歇的持続吸引を試みている。瘻孔からの唾液漏出量を減らし,咽頭瘻周囲の皮膚を可及的乾燥状態に保つことで,良好な咽頭皮膚瘻の造設を目指している。われわれの工夫を,若干の文献的考察を加えて報告した。
収録刊行物
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- 頭頸部外科
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頭頸部外科 28 (3), 381-384, 2019
特定非営利活動法人 日本頭頸部外科学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390564238084151168
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- NII論文ID
- 130007632041
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- ISSN
- 1884474X
- 1349581X
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- Crossref
- CiNii Articles
- OpenAIRE
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可