AI Demand Systemモデルによる交通需要弾力性推定による政策分析

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タイトル別名
  • A Policy Analysis Based on Transport Elasticities Estimation by the AIDS Model
  • AI Demand System モデル ニ ヨル コウツウ ジュヨウ ダンリョクセイ スイテイ ニ ヨル セイサク ブンセキ

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抄録

<p>わが国の多くの乗合バス事業者は,厳しい経営状況下にあり,中央政府および地域自治体は,これらの事業者に対して補助金を与えて事業を維持・運営している.乗合バス事業をより効率的に運用するには,当該事業を含む総合的な交通政策を実施することが必要である.そのため,本研究では,乗合バスの需要量と乗合バス・鉄道・自家用乗用車,タクシーとの間の自己価格,交差価格,消費支出の各種弾力性をAIDSモデルのSURE法により推定する方法を提案し,既存の統計データを用いて,全国レベルと日本を9地域に分割した地域レベルでの弾力性を求めた.この実証分析の結果から,日本の地域別の乗合バス需要の特性が明らかになり,乗合バスを主軸とした交通機関の政策のあり方に対して交通政策への提言を行った.</p>

収録刊行物

  • 運輸政策研究

    運輸政策研究 14 (3), 002-008, 2011-10-25

    一般財団法人 運輸総合研究所

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