-
- 幸田 圭一朗
- 立命館大学大学院経営学研究科
書誌事項
- タイトル別名
-
- Venture Capital Syndication and IPO Underpricing
- VC ノ シンジケート トウシ ガ アンダープライシング ニ アタエル エイキョウ
この論文をさがす
抄録
<p>本研究では、ベンチャーキャピタル(VC)のシンジケート投資がアンダープライシングにどのような影響を及ぼしているのかということについて、実証的に明らかにする。具体的には、2001年から2009年に日本の新興市場に上場した企業を対象として、VCによるシンジケート投資は、投資先企業の質を保証する効果があるのかどうかを検証する。本研究における実証分析の結果、VCによるシンジケート投資が行われた企業は、そうでない企業に比べてアンダープライシングが小さくなることが明らかになった。また、シンジケート投資の回数もアンダープライシングを小さくする可能性があるが、1回目の組成されるシンジケーションのVC数は影響を与えていないことが示された。以上の結果により、わが国において、VCがシンジケート投資を行うことは、投資先企業の質を保証する効果があり、それが投資家へのシグナルとなっていることが明らかになった。</p>
収録刊行物
-
- 日本ベンチャー学会誌
-
日本ベンチャー学会誌 22 (0), 59-73, 2013-09-15
日本ベンチャー学会
- Tweet
キーワード
詳細情報 詳細情報について
-
- CRID
- 1390564238087701120
-
- NII論文ID
- 130007638221
-
- NII書誌ID
- AA12392581
-
- ISSN
- 24338338
- 13486594
- 18834949
-
- NDL書誌ID
- 024920698
-
- 本文言語コード
- ja
-
- データソース種別
-
- JaLC
- NDL
- CiNii Articles
-
- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可