ボンハンシステム・研究の現状

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  • Recent Progress in Bonghan System Research

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抄録

長い間のキム・ボンハンと藤原の研究結果の否定された時期を経て、ボンハン管と呼ばれる血管内の糸のような構成の集中的検査が、ソウル国立大学のBiomedical Physics研究室で始まった。糸のような構造物をアクリジンオレンジ蛍光染色法でボンハン管と同定した。サイズ、形状と核の散らばり具合は明らかにボンハン管の特徴を示した。3箇所の独立した研究チームによって、ウサギとラットの臓器表面上のボンハン管と小体が観察され、それらの形態的な特徴も検討された。H&Eとフォイルゲン反応によって得られる組織学的な結果は、キムと藤原の示した結果とよく似ていた。ヤヌス・グリーンB染色法を用いて太いリンパ管の内側にあるボンハン管が観察され、この方法で、ボンハン管とリンパ管の混同した問題を完全に解決してくれた。臓器-表面ボンハン小体から得られる顆粒(サン・アルとして知られる)は、DNAを含んでいた。また、そのサン・アル運動の性質は、熱運動によるものではなく、A-紫外線照射で影響を受けることが示された。

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