教員養成における木育を意図した授業内容の検討とその実践

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タイトル別名
  • Examination of curriculum adopting MOKU-IKU in teacher training and its practice

抄録

<p> これまでに筆者らは,小学校課程における木育活動の実践の可能性について検討し,小学校第5学年社会科において,木育と深く関連付けた授業展開が可能であることを明らかにした。特に,予算確保や緊急事態の対応などで一部改善を求められたが、学外施設(小学校以外の施設)と学内施設(大学の施設)を有効活用することによって,これらの学習プログラムを確立することができた。 引き続き本研究では,実際に学校現場でこれらの木育活動を実践することができる教員を養成するための授業内容を検討することにした。すなわち,本学で履修する木材加工関連科目の授業内容を検証するとともに,試行的に実践して,その有効性について検討した。その結果,木育と深く関連付けて実践する授業として,演習を取り入れることが可能な木材材料学と木材加工実習が最適であると判断した。また,学内のスギを実際に間伐することで,間伐を含めた林業という観点で理解を深めることが可能であることも明らかにした。</p>

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詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390564238089127040
  • NII論文ID
    130007645885
  • DOI
    10.11519/jfsc.130.0_747
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
    • CiNii Articles
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

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