上腕骨遠位間葉性軟骨肉腫に対し腕尺関節と内側側副靱帯を温存して生物学的な再建を行った1例

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タイトル別名
  • Biological reconstruction of the elbow joint with preservation of humeroulnar joint and medial collateral ligament after resection of mesenchymal chondrosarcoma of the distal humerus: A case report
  • 症例報告 上腕骨遠位間葉性軟骨肉腫に対し腕尺関節と内側側副靱帯を温存して生物学的な再建を行った1例
  • ショウレイ ホウコク ジョウワンコツエンイ カンヨウセイ ナンコツニクシュ ニ タイシ ウデ シャク カンセツ ト ウチガワ ソクフク ジンタイ オ オンゾン シテ セイブツガクテキ ナ サイケン オ オコナッタ 1レイ

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抄録

<p>若年成人の上腕骨遠位に発生した，きわめてまれな間葉性軟骨肉腫に対し，腕尺関節と内側側副靱帯を温存して切除後，自家凍結処理骨による生物学的再建を行った．術後，スクリュー折損および自家処理骨の吸収による遠位骨接合部の偽関節を生じたが，腸骨移植のうえ，ダブルプレートを用いた偽関節手術を行った．初回術後1年2ヵ月現在，腫瘍の再発は認めず，骨癒合も得られ，良好な肘関節機能を得て復職している．</p>

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