アジア諸国における将来の国際旅行に関する考察

  • 岡本 直久
    筑波大学大学院システム情報工学研究科社会システム・マネジメント専攻
  • 栗原 剛
    筑波大学大学院システム情報工学研究科社会システム工学専攻

書誌事項

タイトル別名
  • Forecasting the International Tourism Demand from East Asia to Japan
  • アジア ショコク ニ オケル ショウライ ノ コクサイ リョコウ ニ カンスル コウサツ

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説明

<p>ビジット・ジャパン・キャンペーンをはじめとする一連のインバウンド政策の効果もあり,訪日客が増加している.しかし一方で,韓国人国際旅行者のうち,訪日割合が減少していることも報告されている.将来,訪日客は増加するのであろうか.本研究では,将来のアジア諸国における国際旅行の考察を行う.分析は2点から成る.1つは旅行発生量の分析であり,もう1つは訪問地割合の分析である.旅行発生量の分析により,各国とも2030年までは概ね国際旅行者が増加すると予測された.また,訪問地割合の分析を行った結果,北米,ヨーロッパというアジア諸国から遠方への訪問割合が増加し,日本への訪問割合が減少することが確認できた.</p>

収録刊行物

  • 運輸政策研究

    運輸政策研究 10 (3), 002-010, 2007-10-25

    一般財団法人 運輸総合研究所

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