書誌事項
- タイトル別名
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- EVALUATION OF MUNICIPAL SOLID WASTE TREATMENT SYSTEMS BEFORE AND AFTER INTRODUCING A SOURCE SEPARATION SYSTEM BASED ON FIELD SURVEY - A CASE STUDY IN TSUCHIURA CITY, IBARAKI PREFECTURE -
説明
廃棄物量の削減と資源化を推進する際,多くの自治体では廃棄物の分別収集とごみ袋の有料化を同時に導入している事例が多く,分別収集のみまたは有料化のみが一般廃棄物処理システムへ与える影響を把握することは難しい.本研究では,2015年4月に分別収集のみを導入した茨城県土浦市を対象に,分別収集導入前後の実データを用いて,分別収集導入による一般廃棄物処理システムへの影響を把握した.その結果,1人当たりの家庭系廃棄物量と最終処分量の減少が見られた.さらに将来の施設更新をも考慮することで,分別収集導入によって,42年間の累積の総コストは増加する傾向にあるが,累積の正味エネルギー消費量と累積の正味温室効果ガス排出量,累積の最終処分量は減少する傾向にあることが示唆された.
収録刊行物
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- 土木学会論文集G(環境)
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土木学会論文集G(環境) 74 (6), II_39-II_50, 2018
公益社団法人 土木学会
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キーワード
詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390564238095117568
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- NII論文ID
- 130007627385
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- ISSN
- 21856648
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- Crossref
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可