BYOD型大学英語プログラムがITスキルの自己評価に及ぼす影響

  • 木村 修平
    立命館大学 生命科学部 生命情報学科 准教授

書誌事項

タイトル別名
  • How the BYOD-based College English Program Affects Students' ICT Skills
  • BYOD型大学英語プログラムがITスキルの自己評価に及ぼす影響 : 英語とITをインフラとして捉える教育実践
  • BYODガタ ダイガク エイゴ プログラム ガ IT スキル ノ ジコ ヒョウカ ニ オヨボス エイキョウ : エイゴ ト IT オ インフラ ト シテ トラエル キョウイク ジッセン
  • ―英語とITをインフラとして捉える教育実践―

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抄録

<p> 本研究では,BYOD体制で実施されているプロジェクト型大学英語プログラムが学生のITスキルの伸長にどのように影響しているかを,約200名の自己評価調査にもとづいて報告する。プログラムに含まれる授業タスクをリサーチ,オーサリング,コラボレーションの3種に大別し,各タスクに対応するITスキルの具体的な関係性を考察した結果,高頻度に経験したタスクに紐づくスキルほど自己評価が高くなる傾向が見られた。全国的に高等教育機関でのBYODの実施が進む一方でパソコンが使えない大学生が増加傾向にあるという報告が相次ぐ今日的状況において,英語と情報技術を知的生産インフラとして捉え,ITをタスクベースで目的合理的に活用する機会を組み込んだ大学正課授業のあり方を論じる。</p>

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