新自由主義的医療改革における韓国と日本の比較研究

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  • 小笠原 信実
    京都大学経済学研究科博士課程 日本医療福祉政策学会会員 現代韓国朝鮮学会会員

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  • Comparison between South Korea and Japan on Neoliberal medical care reform

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抄録

世界的な新自由主義化の影響をうけながら、韓国では2004年に廬武鉉政権により、日本では2001年に小泉政権により、新自由主義的医療改革が開始され、両国の産業界とアメリカの要求を受けながら類似した内容の改革が試みられた。しかし韓国では公的医療保険の給付水準が低かったこととサムソン財閥が医療産業の拡大と参入を強力に進めたために新自由主義的医療改革が急速に進んだのに対し、日本では漸進的にしか進まなかった。

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