比例報告比(PRR)と報告オッズ比(ROR)
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- 澤田 克彦
- 大鵬薬品工業(株)統計解析コンサルタント 第2期医薬安全性研究会
抄録
いずれの指標も医薬品副作用報告データベースの情報を,特定の有害事象とその他の有害事象,特定の医薬品とその他の医薬品に分類して要約した2×2分割集計表から算出される値であり(計算式は本文内の「セミナー」図1参照),分割表内での不均衡を表す指標となる.特定の有害事象と特定の医薬品との間に因果関係がなく,偶然報告されたものであれば,いずれも1に近い値となると考えられ,したがって1より明らかに大きい値となる時,シグナルとして捉えることができる.計算式がシンプルで直感的に理解し易いことから医薬品副作用報告データベースでのシグナル指標として広く利用されている.副作用報告数が少ない段階では値が不安定になることから注意が必要である.
収録刊行物
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- ファルマシア
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ファルマシア 55 (4), 335_2-335_2, 2019
公益社団法人 日本薬学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390564238095644288
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- NII論文ID
- 130007621945
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- ISSN
- 21897026
- 00148601
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可