書誌事項
- タイトル別名
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- A STUDY ON LONG-TERM RIVER DISCHARGE DATA GENERATION BY DISTRIBUTED HYDROLOGIC MODEL AND RECOMBINATION ATMOSPHERIC DATA
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説明
洪水ピーク流量に対して,洪水以前の土壌水分が影響することが指摘されている.分布型水循環モデルを用いれば日々の大気場に応じた土壌水分の変化を計算でき,土壌水分の流量計算に対する影響を陽に考慮できる.<br> タイ国のブミポンダム上流域を対象に雨季における月単位の大気場の相関関係を調べたところ,7-8月を除いて連続する2ヶ月の降水量に相関関係がないと判断できた.そこで,8月と9月を境界に大気場を組み替えて多数年におよぶ大気場を作成して,分布型水循環モデルに入力し多数年におよぶ河川流量データを作成した.作成した河川流量データの年最大日流量は,元となった大気場を河川流量に変換した年最大日流量の頻度分布と類似していた.また,年最大日流量は降水量だけで決定されるのではなく,土壌水分も影響することが示唆された.
収録刊行物
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- 土木学会論文集B1(水工学)
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土木学会論文集B1(水工学) 74 (4), I_127-I_132, 2018
公益社団法人 土木学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390564238096675072
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- NII論文ID
- 130007628107
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- ISSN
- 2185467X
- http://id.crossref.org/issn/2185467X
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- Crossref
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可