The Analysis of the Notion of Duty: The Case of Reactions of the Readers of Fujinsekai to the Death of Satsuki Ono, a Primary School Teacher

Bibliographic Information

Other Title
  • 雑誌『婦人世界』にみられる小野さつき訓導殉職の 反響とその意味
  • ザッシ 『 フジン セカイ 』 ニ ミラレル オノ サツキ クンドウ ジュンショク ノ ハンキョウ ト ソノ イミ

Search this article

Description

<p> 本稿では、雑誌『婦人世界』(大正11(1922)年9月号)を中心に、小野訓導殉職の反響とその意味を探った。『婦人世界』で公募された追悼唱歌(歌詞)には、1週間の募集期間で6000通を超える応募があった。</p><p> 自分の命と引き換えに2人の教え子の命を救ったこと、なお1人を救えなかったこと、そして1人の訓導に責任を負わせたという事実は今日になお問題を投げかけている。本稿は、「その時代時代における価値観」によって「変化する評価」という問題を検討する。</p>

Journal

Details 詳細情報について

Report a problem

Back to top