性加害行為に対する認知行動療法の心理社会的要因が再犯防止効果に及ぼす影響 : メタ分析を用いた検討(資料)

DOI

書誌事項

タイトル別名
  • Effects of Psychosocial Factors on Cognitive Behavior Therapy for Preventing Recidivism by Sex Offenders : A Meta-Analysis(Brief Notes)

説明

本研究の目的は、性加害行為経験者を対象とした認知行動療法的治療プログラムを構成する心理社会的要因が、性加害行為抑止効果に及ぼす影響についてメタ分析を用いた検討を行うことであった。性加害行為抑止を目的とした認知行動療法的治療プログラムを心理社会的要因の構成に基づき分類したところ、セルフ・マネジメントの有無に基づく分類がなされた。セルフ・マネジメントの有無が性加害行為抑止に及ぼす影響についてメタ分析を行った結果、性的嗜好、歪んだ態度、社会感情的機能、リラプス・プリベンションから構成される治療プログラムの性加害行為抑止効果が確認された一方で、ストレスマネジメントなどのセルフ・マネジメントの向上を目的としたアプローチの手続き上の工夫の必要性が示唆された。

収録刊行物

  • 行動療法研究

    行動療法研究 37 (3), 143-155, 2011-09-30

    一般社団法人 日本認知・行動療法学会

詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390564238097989120
  • NII論文ID
    110009668185
  • DOI
    10.24468/jjbt.37.3_143
  • ISSN
    24242594
    09106529
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
    • CiNii Articles
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

問題の指摘

ページトップへ