諏訪湖北東部における国外外来種タウナギの確認

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タイトル別名
  • The invasive swamp eels Monopterus albus found in the north-west region of Lake Suwa Nagano prefecture, Japan

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説明

2016 〜2018 年にわたって,諏訪市の諏訪湖北東部においてタウナギを確認した.タウナギは東アジアから東南アジアにかけて広く分布し,日本国内では琉球列島に在来の個体群が生息する.しかしながら,奈良県など14 の都府県に生息する個体は,朝鮮半島からの移入による国外外来種と推測されている.長野県における生息の記録は,現在のところ見当たらない.今回の調査によって,当年生まれの稚魚や成熟可能な体サイズの個体を確認したことから,全面結氷する諏訪湖においても越冬が可能であること,さらに,越冬個体が成長して自然繁殖している可能性が示唆された.

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詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390564238098123776
  • NII論文ID
    130007660098
  • DOI
    10.20807/icmnhr.20.0_21
  • ISSN
    2424239X
    13453483
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
    • CiNii Articles
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

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