連続流入間欠ばっ気活性汚泥方式の農業集落排水施設におけるばっ気槽管理とBOD除去性能に関する研究

書誌事項

タイトル別名
  • A Study on BOD Removal Performance and Aeration Tank Management in Rural Sewerage Treatment Facilities with Intermittent Aerobic Suspended-Growth Processes
  • レンゾク リュウニュウ カンケツバッキカッセイ オデイ ホウシキ ノ ノウギョウ シュウラク ハイスイ シセツ ニ オケル バッキソウ カンリ ト BOD ジョキョ セイノウ ニ カンスル ケンキュウ

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説明

<p>連続流入間欠ばっ気活性汚泥方式の農業集落排水施設のBOD除去性能確保に関して, ばっ気槽1室のばっ気終了時のORP管理範囲100~125mVを明らかにするとともに, ばっ気装置散気方式, ばっ気強度, ばっ気時間等によるDO挙動特性とBOD除去性能確保に必要なばっ気終了時のDO濃度を把握した.総括酸素移動容量係数(KLa)にはばっ気槽の活性汚泥粘度が関与しており, ばっ気強度, 水温, MLSSを説明変数とする重回帰式から推定できることが確認された.BOD除去速度恒数はばっ気強度, ばっ気時間, 及び槽内水温を説明変数とする重回帰式から推定できることが示唆された.ばっ気強度(0.03 m3∙m-3∙mim-1)とばっ気時間(30min)を組合わせたばっ気槽の運転操作を通じて, 少ないばっ気空気量で高いBOD除去性能を得るなど農業集落排水施設の運転管理効率化が図られることが示された.</p>

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