オゾン/UV滅菌法の開発

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タイトル別名
  • Development of ozone/UV sterilization method

抄録

<p> 本研究ではオゾンとUV照射を組み合わせた新しい表面滅菌法の開発を行った。本方法では、処理容器内(長さ150mm、直径100mmの円筒ガラス管)に誘電体バリア放電により生成したオゾンを満たし、更に、加湿及びUVランプを用いたUV照射を行い、容器内に設置された対象物の滅菌を行う。オゾンや水はUV光(254、185nm)により解離され、反応性の高いラジカルが発生する。その酸化作用及びUV光の直接的な滅菌作用により短時間での滅菌を行う。実際に装置を試作し、106個の芽胞菌(Bacillus atrophaeus菌)を本方法にて処理した結果、処理時間20分で全ての菌の不活化に成功した。また、その際の処理温度は65℃以下であった。今後は滅菌処理時間の短縮、処理温度の低温化を目指す。</p>

収録刊行物

詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390564238103684096
  • NII論文ID
    130007669830
  • DOI
    10.11527/jceeek.2017.0_410
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
    • CiNii Articles
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

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