Bibliographic Information
- Other Title
-
- 食品の機能性成分と植物の二次代謝
- ショクヒン ノ キノウセイ セイブン ト ショクブツ ノ 2ジ タイシャ
Search this article
Abstract
機能性食品という名称と概念は世界に先駆け日本から発信されたものである.機能性食品の研究と開発の進展に伴い,食品中のフラボノイド・テルペノイド・揮発性物質などの非栄養性成分が疾病予防の上に有する機能を科学的に解明する研究が増加している.文部科学技術省は世界に先駆け非栄養性機能物質の体系化を目指し,食品成分表に記載されている植物について,フラボノイド・ポリフェノール類,テルペノイド・カロテノイド類,含硫化合物・揮発性成分・香辛物質等の含量と機能を分析・体系化して,現在試験的に"機能性食品因子データベース"としてホームページで公開している.これらの機能性成分は植物の二次代謝物質であり,様々な環境ストレスに対する植物の防御物質として機能していることが明らかにされつつあり,これらの物質については今後学際的な研究の広がりが期待される.
Journal
-
- Journal of Nagoya Bunri College
-
Journal of Nagoya Bunri College 28 (0), 1-15, 2004-04-01
Nagoya Bunri University
- Tweet
Details 詳細情報について
-
- CRID
- 1390564238104509568
-
- NII Article ID
- 110004499406
-
- NII Book ID
- AN10179020
-
- ISSN
- 24336548
- 09146474
-
- NDL BIB ID
- 7030728
-
- Text Lang
- ja
-
- Data Source
-
- JaLC
- NDL
- CiNii Articles
-
- Abstract License Flag
- Disallowed