電圧制御型Ring-Delay Lineを用いた2次デルタシグマA/D変換器

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タイトル別名
  • 2nd Order Delta-Sigma ADC using Voltage Controlled Ring-Delay Line
  • デンアツ セイギョガタ Ring-Delay Line オ モチイタ 2ジ デルタシグマ A/D ヘンカンキ

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抄録

電圧制御型Ring-Delay Lineとカウンタ(TAD :Time Analog to Digital converter)を初段積分器とする2次デルタシグマA/D変換器を提案する。TADは,インバータによる偶数段の電圧制御型Ring-Delay Lineの内部状態を下位ビット,周回回数を上位ビットとして出力し,全てをデジタル回路で実現できる。量子化過程が入る積分器を初段とした場合,量子化過程が入るため,高次化しても1次ノイズシェーピング特性が支配的になる。しかしならTADを初段とすると,2次ノイズシェーピング特性を実現できる。シミュレーションにより高次特性を確認した。

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