2002〜2017年に鹿児島県内で検出された豚サーコウイルス2型遺伝子の系統樹解析

平島 宜昌, 坂口 善二郎, 北原 尚英, 西中川  淳, 岩尾 俊, 藤岡 舞, 藏前 保, 高木 道浩

doi:10.12935/jvma.72.339

2002〜2017年に鹿児島県内で検出された豚サーコウイルス2型遺伝子の系統樹解析

DOI 日本農学文献記事索引 Web Site Web Site 参考文献16件

平島宜昌

鹿児島中央家畜保健衛生所
坂口善二郎

鹿児島中央家畜保健衛生所
北原尚英

鹿児島中央家畜保健衛生所
西中川淳

曽於家畜保健衛生所鹿児島中央家畜保健衛生所徳之島支所与論町駐在機関
岩尾俊

鹿児島中央家畜保健衛生所
藤岡舞

鹿児島中央家畜保健衛生所南薩家畜保健衛生所
藏前保

曽於家畜保健衛生所
高木道浩

（国研）農業・食品産業技術総合研究機構動物衛生研究部門

書誌事項

タイトル別名

Phylogenetic Analysis of Porcine Circovirus Type 2 Detected in Kagoshima Prefecture between 2002 and 2017
2002~2017ネンニカゴシマケンナイデケンシュツサレタブタサーコウイルス 2ガタイデンシノケイトウジュカイセキ

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抄録

<p>鹿児島県で2002〜2017年に実施された豚症例の病性鑑定のうち，豚サーコウイルス関連疾病（PCVAD）と診断された16事例を含む22例の豚の材料を用いて，豚サーコウイルス2型（PCV2）の系統樹解析を行い，遺伝子型を調べた．その結果，遺伝子型aは2002〜2009年の4検体，遺伝子型bは2008〜2017年の13検体，遺伝子型dは2014〜2017年の5検体からみつかり，鹿児島県では2008年から遺伝子型b，2014年から遺伝子型dがそれぞれ出現したことが明らかとなった．</p>