温泉街における救急活動の問題と対策について
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抄録
<p>【背景・現状】</p><p>新川地域消防組合宇奈月消防署の管轄内には県内を代表する温泉である「宇奈月温泉」があり約20の宿泊施設がある。平成27年3 月の北陸新幹線開通に伴い国内外からの観光客の増加がみられ、温泉街で年間100件程度の救急事案が発生している。 温泉街での救急事案に対する問題と対策を以下としたので報告する。</p><p>【問題】</p><p>1 宿泊施設での救急活動</p><p>2 外国人傷病者への対応</p><p>【対策】</p><p>これらの対策として宿泊施設内での救急事案の際は「キーワード方式」を採用し、覚知時の内容に応じて1 次出動隊に支援隊も含めることとした。傷病者が外国人であった場合は、新川地域消防組合で統一して車載している「5 か国語対応シート」を使用している。</p><p>【結語】</p><p>温泉街での救急活動を検討し、問題を挙げることで対策を講じることができ円滑な活動ができるようになった。 今後も、多種多様化する救急に対して日々研鑽していきたい。</p>
収録刊行物
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- 富山救急医療学会
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富山救急医療学会 36 (1), 7-, 2018-09-01
富山救急医療学会
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キーワード
詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390564238107079296
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- NII論文ID
- 130007680025
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- ISSN
- 24348457
- 21854424
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可