書誌事項
- タイトル別名
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- Usefulness of Wound Cleaning after Stoma Closure: A Retrospective Study Comparing the Incidence of Surgical Site Infection
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説明
<p>人工肛門閉鎖術は術後合併症の頻度が高く,そのほとんどは手術創部感染(Surgical site infection,以下SSI)である.当院では,SSI対策として術後早期より創部洗浄を施行している.今回,人工肛門閉鎖術を施行した65例を対象として,創部洗浄とSSIの発生について検討した.SSIは7例(10.8%)に認められた.また,術後早期から積極的に創部洗浄を施行した34例では,SSIは1例(2.9%)であったのに対して,創部洗浄を施行しなかった31例では6例(9.4%)と,発症率に有意差が認められた(p=0.033).人工肛門閉鎖術後に,術後早期より創部洗浄を施行することは,創部感染の減少に寄与する可能性がある.</p>
収録刊行物
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- 日本大腸肛門病学会雑誌
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日本大腸肛門病学会雑誌 72 (8), 489-493, 2019
一般社団法人日本大腸肛門病学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390564238107608192
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- NII論文ID
- 130007684609
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- ISSN
- 18829619
- 00471801
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- Crossref
- CiNii Articles
- OpenAIRE
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可