尺骨鉤状突起偽関節を伴った陳旧性PLRIの1例
書誌事項
- タイトル別名
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- A Case of Chronic PLRI with Nonunion of the Coronoid Process of the Ulna
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説明
<p> 16歳男性,2015年4月転倒受傷し肘が変になった.近医で短期間外固定を受けたが違和感が残存した.2016年4月再度転倒受傷.他医で診断つかず当科を受診した.可動域制限はなかったが屈伸による疼痛があり,屈曲時にclickを認めた.単純X線で内外側の剥離骨片,尺骨鉤状突起偽関節,CTで伸展位での後方脱臼を認めた.8月に手術を行った.透視下に伸展時の易脱臼性が観察された.外側を展開すると伸展回外筋群とLCULが外側上顆から一塊となって断裂していた.前方を展開,鉤状突起偽関節部を新鮮化し固定すると易脱臼性は消失した.LUCL・伸展回外筋付着部を縫合した.術後3週から伸展制限下に自動運動を開始,5週でギプスシーネを除去した.術後約1年で抜釘を行い,以降再発なく経過している.本症例はPLRIに尺骨鉤状突起骨折を合併し,後方不安定性を強く生じていた.安定性を得るため尺骨鉤状突起の固定が有効であった.</p>
収録刊行物
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- 日本肘関節学会雑誌
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日本肘関節学会雑誌 25 (2), 153-156, 2018
日本肘関節学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390564238108069632
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- NII論文ID
- 130007683048
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- ISSN
- 24342262
- 13497324
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可