脊髄損傷リハビリテーション医療における疼痛管理の実際

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タイトル別名
  • The Strategy of Pain Management for the Individuals with Spinal Cord Injury
  • セキズイ ソンショウ リハビリテーション イリョウ ニ オケル トウツウ カンリ ノ ジッサイ

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説明

<p>多くの脊髄損傷患者が疼痛に苦しみ,疼痛は生活の質(QOL)やリハビリテーション治療の帰結に大きな影響を与える.脊髄損傷後の疼痛は,筋・骨格痛,内臓痛,神経障害性疼痛に分類され,それぞれ治療戦略が異なるため評価と診断が重要である.筋・骨格痛には初期にはNSAIDsやときに筋弛緩薬を投与する.内臓痛は,痛みの原因となっている疾患の鑑別が重要である.神経障害性疼痛は複雑化・遷延化が特徴であり,薬物治療のみならず心理・社会面からのアプローチを含む包括的治療が大切である.</p>

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参考文献 (19)*注記

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