書誌事項
- タイトル別名
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- <i>Écriture</i> of Modern Fiction and Reader-Subjects: Roland Barthes, Hiroshi Andō, and Minoru Tanaka
- 近代小説のエクリチュールと主体 : ロラン・バルト、安藤宏と田中実
- キンダイ ショウセツ ノ エクリチュール ト シュタイ : ロラン ・ バルト 、 アンドウ ヒロシ ト タナカ ミノル
- ――ロラン・バルト、安藤宏と田中実――
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抄録
<p>「言語論的転回」以後、書かれたものならば、なんでもエクリチュールとされるので、「近代小説のエクリチュール」という表現はトートロジーではないか。また、「作者の死」が宣告されたので、主体のことが語りうるのかと言われるが、その通りである。しかしそれはポストモダンの文学研究の枠組みであり、それを超えるには、主体のあらためての召還、他者を認め、自己否定を内包する書く行為のある近代小説が求められる。それが田中実の〈近代小説〉の特徴である。それを明らかにするために、本稿ではバルトの書こうとする「小説」と絡めて、安藤宏の〈表現機構〉と田中実の〈第三項〉を比較してみたい。</p>
収録刊行物
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- 日本文学
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日本文学 63 (8), 47-60, 2014-08-10
日本文学協会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390564238118497408
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- NII論文ID
- 130007697309
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- NII書誌ID
- AN00197092
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- ISSN
- 24241202
- 03869903
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- NDL書誌ID
- 025629218
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- NDL
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可