危機管理学の知見を統合した企業評価論の新しいフレームの構築
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- 佐藤 和彦
- 一般財団法人 日本総合研究所
書誌事項
- タイトル別名
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- New framework for corporate evaluation to utilize risk management theory
抄録
企業は、無期限に事業活動を継続することを前提に存在している(ゴーイングコンサーン)。企業成長論や倒産研究等、企業の成長やその対極にある倒産の研究は、経営学や産業組織論等で多面的に行われている。「事業を継続できる企業」の判断は、財務指標から基準変数を作成して行うが、企業活動に致命的な影響を与え得る自然災害等のリスクを企業評価に反映させる理論フレームを用いた研究はこれまでのところ皆無といえる。そこで、危機管理学の知見を統合した企業評価論の新しいフレームの構築に向け、その意義と問題意識を整理し、今後の研究課題を明らかにする。
収録刊行物
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- 総合危機管理
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総合危機管理 3 (0), 39-44, 2019-03-11
総合危機管理学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390565134803477760
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- NII論文ID
- 130007760558
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- ISSN
- 24328731
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可