横-トレーニング-04 成年男子アルペンスキー選手の等速性膝関節伸展・屈曲筋力と競技力の関係
説明
<p> 【目的】成年男子アルペンスキー選手における等速性膝関節伸展・屈曲筋力と競技力の関係について明らかにし、トレーニング計画立案に役立てることを目的とした。【方法】成年男子アルペンスキー選手22名について、身長、体重、体脂肪率、除脂肪体重、等速性膝関節伸展・屈曲180・60 deg/secにおけるピークトルクを測定した。各筋力の項目を体重で除し,体重比を求めた。競技力の指標は、全日本スキー連盟の回転(SL)および大回転(GS)ポイントを用いた。各項目と競技力の相関を算出し、相関係数の有意性の検定を行った。【結果】体脂肪率とSLで有意な中程度の正の相関があった。左右60 deg/sec伸展筋力ピークトルクとGSの関係には、有意な中程度の負の相関があったが、この体重比とGSに有意な相関は認められなかった。GSにおいて、伸展筋力は体重比よりも絶対値との関係があること示された。これら以外の各筋力絶対値・体重比とSL・GSの関係は、中程度の負の相関が有意または有意傾向であった。これらの結果から、成年男子アルペンスキー選手の膝関節伸展・屈曲筋力とSL・GSの関係が明らかになり、トレーニングへ活用できる。</p>
収録刊行物
-
- 日本体育学会大会予稿集
-
日本体育学会大会予稿集 70 (0), 77_1-77_1, 2019
一般社団法人 日本体育学会
- Tweet
詳細情報 詳細情報について
-
- CRID
- 1390565134808274816
-
- NII論文ID
- 130007770712
-
- ISSN
- 24241946
-
- 本文言語コード
- ja
-
- データソース種別
-
- JaLC
- CiNii Articles
-
- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可