11教-11-ポ-04 中学校の体育授業における「クラスイズム」の活用が生徒の態度に与える効果の検討
書誌事項
- タイトル別名
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- 体育理論でのオリンピズムの学習を生かして
説明
<p> 2020年東京オリンピックに向けて、全国各地で各教科や総合的な学習の時間などを活かしてオリンピック教育が行われている。しかしこれまで、オリンピック教育が日常の体育授業で継続的に行われている事例は少ない。そこで、本研究では、中学生の体育理論の授業においてオリンピズムに関する授業を行い、それを基に体育授業の目標となる「クラスイズム」を作成して、実際の体育授業で継続的に活用することで、体育授業における態度にどのような効果があるか明らかにすることを目的とした。具体的には、体育理論の授業を2時間実施し、オリンピズムについて学んだ上で「クラスイズム」を作成し、授業の前後に体育授業に関する調査を行った。完成したクラスイズムを体育の授業前に復唱する活動を約3カ月にわたって行い、その後自由記述による調査を行った。結果として、自由記述調査では、情意面における肯定的なキーワードが多く見られ、授業の始めにクラスイズムを復唱して、常に意識させることで体育授業において情意的に開放される傾向があることが明らかになった。本研究で示された情意面の向上は生徒の主観的なものであり、客観的な効果を示すことが今後の課題である。</p>
収録刊行物
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- 日本体育学会大会予稿集
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日本体育学会大会予稿集 70 (0), 318_2-318_2, 2019
一般社団法人 日本体育学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390565134808460800
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- NII論文ID
- 130007770638
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- ISSN
- 24241946
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可