09方-11-ポ-60 高校競技選手を対象とした心理技法の活用に関する一考察(その4)

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抄録

<p> 本研究では、高校競技選手を対象に、競技場面で競技選手が実力を発揮する際に必要と考えられている心理的スキルを獲得するための心理技法の活用状況を明らかにすることを目的とした。小松(2019)の研究では、団体競技と個人競技による比較検討を行っているが、競技種目による検討は行っていない。そこで本研究では、クローズドスキル種目とオープンスキル種目ついて比較検討を行った。研究方法として対象者は、A県の高等学校運動部に所属する高校生154名(男子部員78名、女子部員76名、平均年齢16.3歳、SD=0.9)。調査対象者の競技種目は、ハンドボール、陸上競技、ボート、水球、弓道、アーチェリー、なぎなたであった。調査内容は、村上ほか(2010)に作成した心理技法活用尺度を使用し、情動のコントロール、セルフトーク、自己分析、イメージ、サイキングアップ、ルーティン、ゲームプラン、目標設定の項目について調査を行った。その結果、高校競技選手の心理技法の活用状況を明らかにすることができたと考える。</p>

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詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390565134808626432
  • NII論文ID
    130007770405
  • DOI
    10.20693/jspehss.70.278_3
  • ISSN
    24241946
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
    • CiNii Articles
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

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