03心-12-ポ-73 ボクシングに対する心理的側面に関する研究

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タイトル別名
  • ボクサーの心理面および心理的サポートに着目した質的研究

抄録

<p> 本研究は、東日本ボクシング協会に所属するNボクシングジムのプロボクサーおよびアマチュアボクサーを対象に12カ月間のメンタルトレーニング指導と心理的サポートを実施した。その後、4名のボクサー(A級・B級・C級・アマチュアボクサー)を対象にボクシングの心理的側面について半構造化面接を実施し、質的な分析を行った。質問項目は、1.ボクシング競技に重要な心理的スキル、2.ボクシング競技に重要なメンタル面、3.ボクシング競技に求められる専門家による心理的サポートであった。分析方法は、大谷(2008)が提案したSCAT(Steps for Coding and Theorization)という質的データ分析のための手法を福士ら(2012)、小山ら(2013)、小曽根ら(2014)が一部改変して使用した方法を参考に分析を実施した。分析は、スポーツ心理学を担当する大学教員、スポーツ心理学を専攻する大学院生1名と本研究者でトライアンギュレーションを実施した。その結果、10,000文字のトランスクリプトデータから、68のテキストデータを抽出し、25のグループ、11の概念が生成された。</p>

収録刊行物

詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390565134808788736
  • NII論文ID
    130007770124
  • DOI
    10.20693/jspehss.70.148_3
  • ISSN
    24241946
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
    • CiNii Articles
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

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