13ア-11-ポ-05 ユニバーサルスポーツの推進に向けた基礎的研究
書誌事項
- タイトル別名
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- 日本アンプティサッカーの試みを事例として
説明
<p> ユニバーサルデザインとは障害の有無に関係なく誰もが使用できることを意味している。なかでも日本アンプティサッカーが試みている障害者と健常者が当たり前のように競い合う競技大会は、共生社会の推進を加速させるひとつの試みと思われる。そこで本研究は、ユニバーサルスポーツのモデル構築に向けて日本アンプティサッカーの試みを事例に基礎的資料を得ることを目的とした。調査は、日本アンプティサッカーの障害者と健常者がともに競技を行う大会の視察とともに競技大会を企画・運営する協会役員へのインタビュー調査を行なった。インタビューの実施に先立ち対象者から許諾を得たのち音声データをICレコーダーに録音した。インタビューの内容をテキストに起こし対象者に発言の内容や趣旨に齟齬が生じていないかを確認しテキストの信頼性を高めた。調査の結果、少子高齢化および人口現象が進む我が国においてスポーツ参画人口を高めることをミッションの一つとした大局的な視点を有していることが明らかとなった。我が国のスポーツ文化レベルに応じたユニバーサルスポーツの推進を提起する際の基礎的資料の一つと示唆される。</p>
収録刊行物
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- 日本体育学会大会予稿集
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日本体育学会大会予稿集 70 (0), 341_3-341_3, 2019
一般社団法人 日本体育学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390565134808836608
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- NII論文ID
- 130007770583
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- ISSN
- 24241946
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可