横-大学生-06 大学体育におけるダンス授業のあり方に関する一考察
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- 朴 京眞
- 聖心女子大学
書誌事項
- タイトル別名
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- 大学生のもつダンスのイメージを手掛かりに
抄録
<p> 本研究の目的は、大学生を対象にオープンクエスチョンを用いてダンスのイメージについて調査し、大学体育におけるダンス授業の実践に資する知見を得ることであった。研究方法としては、「ダンスと聞けば、( )と/を感じる」という文章の( )を埋めて最大5つの文章を完成することを求め、得られた回答はテキストマイニング(Tiny Text Miner)の手法を用いて分析した。回答数は、男子132名(576データ)、女子192名(879データ)であった。その結果、半分近くの学生がダンスについて「楽しい」とポジティブなイメージを持っており、特にダンス経験の有無がダンスに対するポジティブなイメージに影響していた。次に、「かっこいい」、「アイドル」等見る立場からダンスのイメージを描いている様子が窺えた。また、今の時代に流行っている「リズム系のダンス」と関連のある単語の出現件数が多かった。以上を踏まえ、大学体育におけるダンス授業では、ダンスリテラシーを身に付けたダンス愛好家を養うことを目標とし、古くて新しい多種多様なダンス文化を継承していくことに貢献できるようにあり方を検討していくことが必要であると考えられた。</p>
収録刊行物
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- 日本体育学会大会予稿集
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日本体育学会大会予稿集 70 (0), 83_1-83_1, 2019
一般社団法人 日本体育学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390565134808845696
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- NII論文ID
- 130007770679
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- ISSN
- 24241946
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可