01史-11-口-08 三大駅伝「能登駅伝」の設立と廃止

説明

<p> 1970年代の日本学生三大駅伝とは、箱根駅伝、伊勢駅伝、それに能登駅伝をさした。能登駅伝は全国の有力校が集まり、箱根駅伝、伊勢駅伝を凌ぐ3日間、26区間、341.6キロを走破する、当時最長、最大規模を誇った日本三大学生駅伝であった。また3日間(3回)連続出走できる特色ある競争規定を持ち、日本一過酷なレースとも言われた。しかしながら1968年から1977年まで、わずか10年で廃止され、「幻の駅伝」となっている。その設立と廃止に至る経緯、および日本一過酷なレースの実態に迫りながら、日本陸上競技史およびスポーツ史上の位置づけを明らかにする。(主要参考文献、大久保英哲『箱根駅伝を超えようとした幻の「能登駅伝」』、能登印刷出版、2019、ほか)</p>

収録刊行物

詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390565134808855552
  • NII論文ID
    130007770794
  • DOI
    10.20693/jspehss.70.98_2
  • ISSN
    24241946
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
    • CiNii Articles
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

問題の指摘

ページトップへ