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- 古城 敦
- 王子ホールディングス株式会社 イノベーション推進本部 バイオリソース開発センター
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- 関沢 真吾
- 王子ホールディングス株式会社 イノベーション推進本部 バイオリソース開発センター
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- 安住 尚也
- 王子ホールディングス株式会社 イノベーション推進本部 バイオリソース開発センター
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- 塚本 晃
- 王子ホールディングス株式会社 イノベーション推進本部 バイオリソース開発センター
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- 池水 昭一
- 王子ホールディングス株式会社 イノベーション推進本部 バイオリソース開発センター
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- 井手 浩平
- JXTGエネルギー株式会社 中央技術研究所
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- 兼澤 みゆき
- JXTGエネルギー株式会社 中央技術研究所
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- 福田 明
- JXTGエネルギー株式会社 中央技術研究所
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- 上村 毅
- JXTGエネルギー株式会社 中央技術研究所
書誌事項
- タイトル別名
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- Development of Technologies for Integrated Production from Woody Biomass of Cellulosic Ethanol
- キモト バイオマス オ ゲンリョウ ト スル セルロースケイ エタノール セイサン ギジュツ カイハツ
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抄録
<p>空気中の二酸化炭素を吸収して生長する植物を原料として生産するバイオエタノールは,再生可能な自然エネルギーであること,および,その燃焼によって大気中の二酸化炭素量を増やさない点から,化石燃料とは異なり,持続可能なエネルギー源としての将来性が期待されている。すでにブラジルやアメリカでは,サトウキビやトウモロコシなどから製造したバイオエタノールを,ガソリンと混合し,自動車燃料として使用しているが,バイオエタノールの増産により,食料と競合するために食料価格が高騰する問題が指摘されている。</p><p>また一方で,我が国における低いエネルギー自給率を背景に,2009年「エネルギー供給構造高度化法」が制定され,温室効果ガス排出量を削減するバイオ燃料の使用が義務づけられている。現在,ブラジルからサトウキビを原料としたバイオエタノールを輸入しているが,法には食糧との競合に配慮することが記載されており,エネルギーセキュリティーの観点からもセルロース系エタノールの開発が望まれている。</p><p>そこでJXTGエネルギー株式会社(以下,JXTG)と王子ホールディングス株式会社(以下,王子HD)では,セルロース系エタノールの開発と実証を目的として,「セルロース系エタノール生産システム総合開発実証事業(2015~2017年度)」を実施した。本事業は国立研究開発法人新エネルギー産業技術総合開発機構(以下,NEDO)の支援の元,前身であるNEDO事業「セルロース系エタノール革新的生産システム開発事業(2009~2013年度)」で得られた要素技術を持ち寄り,ラボ実験にて最適な組み合わせを選定した上で,パイロットプラントでの実証実験を行った。</p>
収録刊行物
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- 紙パ技協誌
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紙パ技協誌 73 (10), 981-985, 2019
紙パルプ技術協会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390565134813997568
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- NII論文ID
- 130007778919
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- NII書誌ID
- AN00379952
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- ISSN
- 18811000
- 0022815X
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- NDL書誌ID
- 030011360
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- NDL
- Crossref
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可