快·不快音環境が脳波特性に及ぼす影響

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タイトル別名
  • The Influence of Comfort/Discomfort Sound Environments on Brain-wave Characteristics
  • 快・不快音環境が脳波特性に及ぼす影響
  • カイ ・ フカイオン カンキョウ ガ ノウハ トクセイ ニ オヨボス エイキョウ

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抄録

<p>音環境を快から不快に変化させるとともに,その過程の脳波を18∼75歳に至る30名の被験者について測定し,各成分波(θαβγ波)のエネルギー比率及び実効値電圧を観測した。その結果,以下のような興味深い傾向が見出された。(1)基本傾向として,快適音環境下ではα波が支配的であるが,不快音環境下では速波(β波,γ波)の割合が増加する。(2) 21∼50歳(青年層·壮年層)の14名は上記基本傾向を明確に表すが,20歳未満の6名及び50歳を越えた10名については,音環境の変化に対して一貫した傾向を示さない。</p>

収録刊行物

  • 騒音制御

    騒音制御 37 (2), 117-123, 2013-04-01

    公益社団法人 日本騒音制御工学会

参考文献 (8)*注記

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