-
- 長野 邦浩
- 素粒子原子核研究所
書誌事項
- タイトル別名
-
- Proton Structure at High Energy : From HERA towards LHC, LHeC
- 高エネルギー陽子の描像--HERAでの展開からLHC,LHeCへ
- コウエネルギー ヨウシ ノ ビョウゾウ HERA デ ノ テンカイ カラ LHC LHeC エ
この論文をさがす
説明
初の電子・陽子衝突型加速器であるHERAにより,高エネルギーでの陽子の描像に新しい知見がもたらされた.2007年に運転を終了したHERAの15年にわたる成果を,陽子構造に絞って述べる.これらHERAの結果は,運転を開始したばかりの次世代エネルギーフロンティアであるLHC加速器での新物理の探索に不可欠の基本情報でもある.また,陽子・陽子衝突に加え,電子・陽子衝突でもTeVエネルギー領域を探索する重要性から,LHCでの電子・陽子衝突の計画も進んでいる(LHeC).HERAで開拓された高エネルギー陽子の研究が,LHC,LHeCでどのように発展が期待できるかについて述べたい.
収録刊行物
-
- 日本物理学会誌
-
日本物理学会誌 65 (3), 148-155, 2010-03-05
一般社団法人 日本物理学会
- Tweet
詳細情報 詳細情報について
-
- CRID
- 1390565134817345280
-
- NII論文ID
- 110007575433
-
- NII書誌ID
- AN00196952
-
- ISSN
- 24238872
- 00290181
-
- NDL書誌ID
- 10583658
-
- 本文言語コード
- ja
-
- データソース種別
-
- JaLC
- NDL
- CiNii Articles
-
- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可