電力線通信の長距離化に向けたケーブルの線路定数推定

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タイトル別名
  • Calculation of secondary constant of cable for long distance transmission by power line communication

抄録

<p>電力線通信をインフラ点検用ロボットに応用することが期待されている。その際、数百メートルの長距離通信が可能であることが求められている。本報告では、電力線の線路定数を電磁界解析と回路解析により求めた。まず、電力線の複素誘電率をインピーダンスアナライザを用いたオープンショート法により求めた。求めた複素誘電率を用いた電磁界解析により、電力線が水中にある場合に電界の閉じ込めが変化し、同じ誘電率のケーブルであっても伝送特性が変化することが分かった。さらに、回路解析により長距離区間の減衰特性を計算し、EEFケーブルを用いることで、既存の電力線通信方式では3.5 km程度の距離で通信ができる可能性を示した。</p>

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詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390565134817971840
  • NII論文ID
    130007788355
  • DOI
    10.11527/jceeek.2019.0_402
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
    • CiNii Articles
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

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