戦争文学教材で考える戦争のリアリティ

書誌事項

タイトル別名
  • Conveying the Actualities of War to Children with War Fiction as Teaching Materials: The Representation of Air Raids by B-29s in <i>Otona-ni-narenakatta-otoutotachi-ni</i>
  • 戦争文学教材で考える戦争のリアリティ : 『大人になれなかった弟たちに…』の描くB29を入り口に
  • センソウ ブンガク キョウザイ デ カンガエル センソウ ノ リアリティ : 『 オトナ ニ ナレナカッタ オトウト タチ ニ … 』 ノ エガク B29 オ イリグチ ニ
  • ――『大人になれなかった弟たちに…』の描くB29を入り口に――

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抄録

<p>戦争文学教材でどこまで戦争のリアリティを感得することできるのか。教室において想像力を発動させるためには、どのような材料が必要になるのか。そうしたことを中学校国語教材『大人になれなかった弟たちに…』に即して考察した。本作品では、兵器であるB29を「美しい」と描いている。そこには当時の人々のB29に対するいかなる心情の集積があったのか、B29による空襲を体験した人々の記録や証言から探ってみた。</p>

収録刊行物

  • 日本文学

    日本文学 64 (1), 45-56, 2015-01-10

    日本文学協会

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