視線入力インタフェースにおける注視尤度に基づいた対象選択

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タイトル別名
  • Target Selection Based on Gaze Likelihood on Eye Interface

抄録

近年,ユーザの視線を計測して視線入力によるデバイス操作を可能にしようとする試みがなされている.視線入力は,両手を用いず眼球運動だけでデバイス操作を行うことができる利点があるが,眼球運動の特から一点を安定して注視することが困難であるため,対象選択ミスの原因の一つとなる.本稿では,視線入力を用いて安定した対象選択を行うために,注視範囲を空間的な拡がりをもった注視尤度として表現するとともに,過去の注視位置も考慮して,対象領域の総注視尤度が最も高い対象を選択する手法を提案する.現在の注視点だけを用いて対象選択を行った場合と比較し,対象選択精度が32.7%から76.2%に向上した.

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詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390565134824658560
  • NII論文ID
    130007793136
  • DOI
    10.11371/wiieej.14.02.0_69
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
    • CiNii Articles
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

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