書誌事項
- タイトル別名
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- Investigation of the placement of access roads in cutting areas and its effect on forestry machine travel distances and productivity in the National forests in Hokkaido.
- ホッカイドウ コクユウリン ニ オケル ドジョウ ノ ハイチ ジッタイ ト シャリョウケイシュウザイ キカイ ノ ソウコウ キョリ ガ セイサンセイ ニ アタエル エイキョウ
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抄録
<p>車両系集材機械の生産性は走行距離の影響を受ける。この機械の走行距離には伐区内の走行距離と伐区外の走行距離の2種類がある。伐区内走行距離は積み込み地点によって集材サイクルごとに変化し,伐区外の走行距離は土場の位置等が変わらない限り,集材サイクルごとの違いはない。車両系集材機械の生産性向上のためには,両者の走行距離が生産性に与える影響を把握する必要があるが,これまで伐区外走行距離の計測事例はない。そこで,本研究では伐区外走行距離が走行集材機械の生産性に与える影響を明らかにすることを目的に,北海道の国有林の施業伐区を対象に,路網図から車両系集材機械の走行距離と,林道からの遠さの指標として,林道と伐区とを最短で結ぶ直線距離を計測した。計測結果より,本研究の対象地では最短直線距離が 1500 m以上の伐区では,林道を走行しないこと,林道と伐区とをつなぐ伐区外森林作業道の走行距離は最短直線距離 1000 mまでは増加傾向であることを明らかにした。北海道の目標である集材距離 500 m以内は,現状では最短直線距離 50 m以内に限られ,その条件下では伐区外走行距離がフォワーダの生産性の約7%を減少させることが分かった。</p>
収録刊行物
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- 森林利用学会誌
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森林利用学会誌 35 (1), n/a-, 2020-01-31
森林利用学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390565134830288128
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- NII論文ID
- 130007801454
- 40022172358
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- NII書誌ID
- AN10531146
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- ISSN
- 21896658
- 13423134
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- NDL書誌ID
- 030282912
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- NDL
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可