短時間の作業間合いで構築可能な鉄道路盤改良工法の開発

  • 伊藤 壱記
    (公財)鉄道総合技術研究所 軌道技術研究部 軌道・路盤
  • 桃谷 尚嗣
    (公財)鉄道総合技術研究所 軌道技術研究部 軌道・路盤
  • 木次谷 一平
    (公財)鉄道総合技術研究所 軌道技術研究部 軌道・路盤

書誌事項

タイトル別名
  • DEVELOPMENT OF RAILWAY ROADBED IMPROVEMENT METHOD TO EXECUTE IN A SHORT WORKING TIME

説明

<p> 軟弱路盤上に敷設されているバラスト軌道では,頻繁に補修を行う必要があるため,路盤改良の適用が望まれているものの,路盤材の締め固めを必要とする路盤改良工法では最終列車から始発列車の短い作業時間では施工が難しい現状があった.路盤改良の施工時間を短縮することを目的に,急硬性のグラウト材をバラストの間隙に充填する路盤改良工法が開発されたが,夜間に貨物列車の通過等によってさらに短い施工時間しか確保できない箇所では適用が困難な場合がある.そこで,本研究では,さらに短時間で構築可能な路盤改良工法として,グラウト材の充填を後日行う方法を開発するため,グラウト材の要素試験および実物大バラスト軌道の載荷試験により路盤改良効果を評価し,営業線にて施工性を確認した.</p>

収録刊行物

参考文献 (1)*注記

もっと見る

詳細情報 詳細情報について

問題の指摘

ページトップへ