全国の直轄国道点検データを用いた劣化傾向把握と信頼性を考慮した予測結果評価

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タイトル別名
  • The analysis of the asphalt pavement deterioration of national roads and the prediction of deterioration with the reliability
  • ゼンコク ノ チョッカツ コクドウ テンケン データ オ モチイタ レッカ ケイコウ ハアク ト シンライセイ オ コウリョ シタ ヨソク ケッカ ヒョウカ

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抄録

<p> 本研究は,全国の直轄国道における路面性状調査の結果を用いて,現在,運用されている舗装点検要領内(2016.10)に規定された診断区分II(表層機能保持段階)からIII(修繕段階)への移行過程におけるひび割れ率の劣化傾向に着目し分析を行ったものである.分析においては,複数年の点検履歴から単年度の平均劣化量を算出し,ひび割れ率の経年劣化量の分布傾向が概ね正規分布となることを確認するとともに,路面性状調査で発生する誤差を統計的に除外し劣化状況を分析する手法を提示した.また舗装劣化予測に信頼度の概念を導入し,信頼度別,交通区分別に劣化進行速度を求めるとともに,全国の標準的な舗装で起こるひび割れ率を診断区分別の生起確率として示した.</p>

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