書誌事項
- タイトル別名
-
- A Case of Laparoscopic Ileocecal Resection for Recurrent Intestinal Obstruction Caused by Ileal Endometriosis
この論文をさがす
抄録
<p>症例は44歳,女性.2017年3月と7月に腹痛・嘔吐を認め腸閉塞の診断で当院入院となった.腹部CTで回盲部の壁肥厚と小腸の拡張を認めた.症状が月経周期に一致して繰り返し出現したため回腸子宮内膜症が疑われた.月経困難症に対する,約6カ月間の偽閉経療法においては症状の再燃は認めなかった.内服中止後に再度腸閉塞を認め当院入院となり,骨盤MRIでは回腸にT1強調画像で高信号,T2強調画像では低信号の腫瘤性病変を認め,回腸子宮内膜症の診断となった.腹腔鏡下回盲部切除術を施行し,病理組織学的診断は回腸子宮内膜症であった.腸管傍リンパ節にも免疫染色で同様に子宮内膜組織像を認めた.術後経過は良好で第7病日に退院となった.</p>
収録刊行物
-
- 日本外科系連合学会誌
-
日本外科系連合学会誌 44 (1), 56-61, 2019
日本外科系連合学会
- Tweet
キーワード
詳細情報 詳細情報について
-
- CRID
- 1390565134831871872
-
- NII論文ID
- 130007803672
-
- ISSN
- 18829112
- 03857883
-
- 本文言語コード
- ja
-
- データソース種別
-
- JaLC
- Crossref
- CiNii Articles
-
- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可