移動経験のない大学生は「複言語で育つ子ども」とどう向き合ったか
書誌事項
- タイトル別名
-
- How did college students with no transboundary movement experience relate to “children who had grown up with plural languages”?
- Crossing borders by listening to people's narratives
- 人の語りにふれて境界を越える
説明
<p>本研究の目的は,移動経験のない大学生が,「複言語で育つ子ども」をテーマとするワークショップ型の授業を通じて,どのように複言語で生きる人々の問題を受けとめ,思考していったのかを明らかにすることである。個々の学生の「驚き/注目」がどのように現れ,更新されていったのかを可視化するため,学生たちが記述したコメントシートやレポートの記述の分析を行った。その結果,人の語りを聴くこと,話し合うことをきっかけとして,学生たちの「驚き/注目」から,学生たち自身の「問い」や「私見」が生じ,それが教室の外(将来)の課題へと連続性をもって展開されていったことが明らかになった。</p>
収録刊行物
-
- 言語文化教育研究
-
言語文化教育研究 17 (0), 317-338, 2019-12-31
言語文化教育研究学会:ALCE
- Tweet
詳細情報 詳細情報について
-
- CRID
- 1390565134834080256
-
- NII論文ID
- 130007807247
-
- ISSN
- 21889600
- 21887802
-
- 本文言語コード
- ja
-
- データソース種別
-
- JaLC
- CiNii Articles
-
- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可